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このブログは、ななろうの平凡な日常を淡々とメモ書きしたものです
 過度な期待はしないでください
2018年11月07日 (水) 00:12 | 家電・PC・ゲーム関係 | 編集 |
家には40年ぐらい前の古いリッカーミシン マイティ A-1000(RZ1000型)がありました
リッカーミシン

いつ頃からあるか判らない位で自分が成人になった頃にはすでにあったと思う程の
古いミシンですが何年前かももう覚えてないのですが
このミシンを使おうと押入れから取り出して使用しようとしましたが
まともに針が上下せず全く使用できる状態じゃ無くてその時は諦めて手縫いで対応しました

そして最近またミシンを使用したいものが出て来まして
楽天市場で先週おもちゃみたいな安いミシンを注文して
土曜日に届きました
のでこれで古いミシンは必要無くなりました

まぁ安いミシンなので簡単な事しか出来ないのですが
週末練習で親の服の袖を短くしましたけどやはりちょっと物足りない

更に昨年の冬にバングッドで購入していた
DC 5Vペット用暖房器具用USB電気布ヒーターパッドに
アルミ保温材を縫い付けて見ました
5V USB電気布ヒーターパッド 衣類用ヒーターパッド
ペットウォーマー35℃-50℃電熱 USB加熱 炭素繊維ヒーター
by カエレバ


所が厚みがあるせいか何度も糸が切れてしまいますし送りもうまくいきません
最後には手で針を動かして編んでいきました
購入したミシンが悪いのが付属の糸が悪いのかミシン針が合っていないのか
他に原因があったのか判りません

それに機能的にもやはり物足りない
まぁそれを割り切って購入したので仕方がないですね


そして翌日の月曜に仕事から帰ってくると
古いミシンにはシールが貼られてごみ収集行きになっていました

ここで毎度の「まだ直せるかも」というのが出てきました

そう前回は使えた状態じゃなかったのですが
でもまだ中に油指したり掃除したら直るんじゃない?って感じだったのです

捨てる予定のミシンを部屋に持ち込んでまず電源を入れて動かして見ます

やはり以前と同様モーターは動き針も上下に少しは動くけどすぐに止まってしまいます
なのでまだ生きているのでまずは分解して
長年の埃や汚れを取り除いて中のクリーニングと油指しをして再度動作確認です

症状は全く変わらないのですが動かない原因は判りました
モーターにかかっているベルトが経年劣化で伸びてしまいテンションが弱り空回りしてました

昔のミシンなので重いけど
その分中の作りはすごく丁寧でしてベルトのテンションを調整できる様にも最初からなっていました

ベルトの張りを調整すると問題無くミシンは動く様になりました

やったぜい!

これで直ったと思い糸をセットして試し縫いしてみるとおやおや?

布がなぜか後進していくぞ!

このミシンには元から後進できる機能があるのですが
試しにレバーで後進に切り替えてみると若干ですが今度は前進します(笑)

なんで逆に動くねん!?

布の送りが逆なのでまだ開いてなかったミシンの底部を開いて
布送りの構造を確認して原因箇所が分かりました
リッカーミシン

簡単に言えば布送りを上下するクランプがなぜ動いたのか分かりませんが
動いていたみたいでこれがほぼ逆の動作になっていたみたいです

クランプを調整してから再度試し縫いをしてみると
今度は無事にミシンは前進して直りました

試し縫いではまだ上糸と下糸のテンションの調整がおかしいのだけど
試し縫いという事で有り合わせの元々あった違う色の糸を上と下糸に使用しているので
もしかすると糸の太さが違うのかもです

とりあえずここでタイムオーバーで同じ糸での確認は後日となりました


そして翌日の続きです
まずは糸を上下同じ物にセットして確認です

何度か上糸と下糸のボビンのテンションを調整して糸の調整をして
下糸側で起きていた糸の絡まりの発生も無くなりました

これで修理完了と思ったのですが
ここで後進を使用してみると
前進と後進の針の進むピッチ幅が違います

これは前日調整したクランプの角度調整が
ただ前進と後進になるようにしただけだったので
まだクランプの角度の微調整が必要みたいです

クランプの角度を微調整して布では無く紙を挟んで
針のピッチで布送りの前後の送り幅を確認して
これを均等になるまで何度も微調整を繰り返しました

こちらもちょっと時間が掛かりましたが
なんとか納得がいく均等の送りに調整ができました


次にボタン操作で針を上もしくは下で止まるボタンですが
こちらも上で止まるはずのボタン操作が
ボタンを押している時には延々に回って一向に上で針が止まりません

そこで上側で止めるセンサーを微調整します
その最中他に針の穴に糸を通す機能も使用出来なくなっていたのですが
その使用出来なくなっていた原因が判りました

こちらも位置がずれていたのでちゃんと針の穴に
糸を通す事が出来る様に調整してほぼ完璧に
購入時の状態まで戻せる事が出来ました


このリッカーミシンはめちゃくちゃ重いけど
それは土台に鋳型が使用されているせいで
それにこの昔のミシンは後から整備や調整する事が前提で設計されていたみたいなので
今回は機械の調整で全てうまくいきました

電気系統がやられていたらお手上げでしたが
本当に良い仕事していますね

最後にこのミシンを調べてみると製造したリッカーミシン自体もう会社が無いのですね

このミシン A-1000は1978年からの販売みたいです
手元の取扱説明書の印刷は79年の物で
販売価格が149,800円!もしたのですね

そうなると自分が中学生か高校生の頃には家にあったミシンという事になります

当時高卒で吾輩の基本給が9万円前後でしたから
給料の1.5ヶ月分もしたんですね

でもこのミシン、アナログなのに多機能でして
ボタンホール縫いや英字のイニシャル刺繍等ができます

また40年近く経過するミシンですが
まだまだ修理してくれる業者もあるので今後は大事に使いたいと思います

ミシン修理|リッカーミシン マイティ1000 RZ-1000型の修理


翌日さらに欲を出して確認の意味で
ボタンホール縫いや英字のイニシャル刺繍をする為の器具を
ミシンに取り付けて実際にできるかの確認をしました
説明書 ボタンホール縫い

ところが最初からつまずきました
固定ネジが差し込めずネジが固定できません
ボタンホール縫い


早速底を開いて確認です
通常は写真の様にピンが左向きに刺さっている状態で
布送りが動作します

本来なら取り付けネジを差し込むと中のプレートを押し込んで
布送りが動作しない様にピンが右にスライドして
刺さっていたピンが外れて
布送り部がフリー状態になりますが
こちらも長年の放置で完全に固着していました

ここは下のかまのある部分のそばにあるので
(写真の左端に少し写っているのが外かまです)
繊維とかは中に入って噛んでいた可能性もあります
リッカーミシン 拡大


そこで反対側から叩き出しました
ピンの表面は完全に乾いて固着していましたが
潤滑剤を塗って内部に差し込んで何度か動かして
固着していた中の汚れを拭き取るとピンの表面も綺麗に落ちて
さっきまで固着していたのが嘘みたいにスムーズに動く様になりました

ピンを元に戻して再度ボタンホール縫いをセットして
紙をセットしてボタンホールの試し縫い
ボタンホール縫い 試し縫い


動作に問題はなさそうです
写真の縫い目の仕上がりが綺麗でないのは
ボタンホール用とイニシャル刺繍用のホルダー交換のネジが緩んでいたのに
気づかずに動作確認したのが原因です

まぁボタンホールを使用する機会が今後あるかも微妙ですし
これでイニシャル縫いも問題無いと思うのでこれで終了です

最後に固着したピンを無理やり外かま側から叩き出したので
前日調整した布送りに狂いがないか確認しましたが
前進後進のピッチの差に狂いは生じてませんでした
布送り前後ピッチ確認

今度こそ完全復活ですかね(笑)
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