
エラーコード E06 等のHDDトラブルでLS-XHL1.0が使用不可になり
HDDのデータよりLS-XHL1.0を復活させるのが目的の場合の対応法の一つです
*あくまでネット上の成功例を参考におこなった結果
運良くLS-XHL1.0を復活できた自己メモです
LS-XHL1.0のHDD換装や復活はあくまでも自己責任でお願いします
特に参考にさせていただいたのは
以下のページですが結果的に黄昏のフクロウさんの紹介方法で
ファームウェアの書き換えに成功しました
違いは LinkStation にファームウェアを読ませる方法でした
・黄昏のフクロウさんの”LinkStation LS-CHLシリーズのHDD交換”
・”NASのHDDを交換するぞ!LS-XH1.0TLの2TB化 後編”
準備編
1.LinkStation LS-XHL1.0 の分解しHDD

まず向かって左側の蓋を取ります
黄昏ふくろうさんが紹介されている方法やネット上に動画で
LS-XHLの分解方法 - YouTubeがアップされていますので参考にしてください
LS-XHL1.0はネジ止めでは無く爪が咬み合っていて
その部分に分解用に細い穴が開けてあるので
その穴に細い金具を入れ爪を外していきます
ほとんどの方が爪の引掛け部を破損する様なので強引に開けない方が良いです
基盤とファンを固定している本体上部の固定ネジを緩めます
基盤とファンを結線しているコネクタを外します。
*コネクタを外さなくてもHDDの取り外しは可能ですがリスクが高くなります
基盤を取り出しHDDを固定しているネジ3つを外しHDDをスライドさせ取り出します
2.HDDをNTFSフォーマットしボリームを削除します
フォーマットには色んなやり方があるみたいですが
自分の場合はBUFFALOから出ていたWindow用 Disk Formatter2 を使用し
まず”NTFSフォーマット”を行いその後Windows7のHDD管理でボリュームを削除しました
3.HDDをLinkStationに戻します。
フォーマット後LinkStationにセットするのですがここで注意して欲しいのが
先ほど外したファンのコネクタを繋ぐ事と
後でファンクションキーを押すのでちゃんと押せる位置に基盤がセットされている事を確認してください
4.ネットワークの設定
自分の場合
Macbook Pro と DHCPサーバーの自動割り振り機能を使う為のルーター と Parallels Desktop を使用しての Windows7 と言う特殊な環境でして
そこに LinkStation LS-XHL1.0 の3つを接続します
ここでIPアドレスの設定ですが
考えると以下の4つ分のIPアドレスが在れば充分なので
最初からルーターのDHCPサーバーの自動割り振り機能と
手動割り振り機能を使用して4つ分の割り振りにしました
192.168.11.1 Macbook Pro にて Parallels Desktop アプリ使用で Windows7に指定
192.168.11.2 ルーターに指定
192.168.11.3 Macbook Pro OSX に指定
192.168.11.4 LinkStation用に自動割り振り
・Parallels Desktopの Windows7 でネットワーク接続しているデバイスのプロパティを開き
そののリストからTCP/IPv4の設定プロトコルをクリックし
IPアドレスを192.168.11.1 サブネットマスクを255.255.255.0 に指定し固定します
・そして自分の場合はMacのソフト上でWindows7を起動しているので
ネットワークの接続方法をEthernetに指定します
次にルーター側の設定ですがルーター本体のIPを192.268.11.2にします
そして4つのIPアドレスが必要なので
あと2つ分のみを割り当てIPアドレス分とし確保します
・マック本体のIPを192.268.11.3に固定したいので
こちらの設定で変わらないように念のため手動割当で指定しておきました
※画像には書き換え作業終了後に画像を保存した為
LinkStationに自動割り当てされたIP192.268.11.4が表示されています。
・マックのシステム環境設定からネットワーク設定を開き
IPアドレスを192.268.11.3 サブネットマスクを255.255.255.0に指定します
※画像上ではルーター側で指定したのでIPアドレスが変化する事はないので
DHCPサーバ使用になっていますが手動で指定しても構わないと思います
これでIPアドレスの残りは192.268.11.4しか無くなりLinkStationには192.268.11.4が自動割り振りされます
5.必要ファームウェア等のダウンロードと設定
ファームウェアの書き換えには最低限以下の2つものが必要です
・TFTP Boot Recovery 1.53
リンク先リストからTFTP Boot Recovery 1.53を選びダウンロードし解凍しておきます
・ファームウェア アップデータ Ver.1.60
BUFFALOのダウンロードページからLS-XHL1.0の最新アップデータVer.1.60をダウンロードします。
*追記:最新版Ver.1.69が出ています
ダウンロード後ファイルを解凍し
フォルダ内のLSUpdater.iniを開きFlags設定を書き換えます
開くと下記の様な[Flags]設定をしている記述がありますので
両方0に変更し保存します
(この設定でバージョンチェックとパーテーションチェック等を行わないで
必ずフォーマット後ファームウェアの書き換えが行われます。)
[Flags] VersionCheck = 0 NoFormatting = 0 |
以上で準備が完了しました
作業編
1.firewallをoffにします
2.TFTP Boot Recovery 1.53のフォルダ内にあるTFTP Boot.exeをクリックし実行します
実行ウインドウが開き”accepting requests..”と表示され待ち状態になった事を確認します
3.LS-XHL1.0の電源を入れます
LS-XHL1.0が起動しLEDが青点滅から赤点滅に変わるのを待ちます
4.ファンクションキーを押します
強制的に192.168.11.1のパソコンにファイルを読みに行きます
再びLEDが青点滅を始めパソコンよりデータが送られますので
その後青点灯になるまで待ちます
5.ファームウェア アップデータ Ver.1.60を実行します
ファームウェア アップデータフォルダ内のLSUptater.exeをクリックし実行します
6.ファームウェアの更新
検索し表示されるLS-XHL042を選びファームウェアの更新ボタンを押します
HDDのフォーマット確認は”はい”と答えます
LEDが青点滅になりフォーマット終了後
ファームウェアが転送されるとLEDがオレンジ色点滅に変化し
ファームウェアの更新後に青点滅になりLinkStationが再起動しすます
その後青点灯になればファームウェアの更新終了です
(※マックFW画像)

これでLinkStationのHDDとしてファームウェアが更新され作業は終了です
ファームウェアアップデート画像からも解るように
実はこの作業の前に
TFTP Boot Recovery LS-XL 1.00.exe → ファームウェア アップデータ Ver.1.03 → ファームウェア アップデータ Ver.1.24 という作業をした状態でした
この状態から上記の作業を行った為
紹介したFlags設定の書き換えで行うフォーマットはファームウェア アップデータ Ver.1.03 を使用した際に済んでいました

後ファームウェア アップデータ Ver.1.60もマック版を事前にダウンロードしていたので
紹介したWindows版では無くそのままマック版を使用しています
その為紹介したFlags設定の書き換えをVer.1.60ではせずに
マック版Ver.1.60を使用して
通常通りバージョンチェックを行いフォーマット無しで書き換えを終了しました
[READ MORE...]
- 関連記事
-
- ヤマダ電機で探しもの (2013/03/30)
- Dropboxの容量を3GBアップさせる (2013/02/28)
- いいね!ボタンを設置しよう (2013/02/20)
- お手伝い (2013/02/18)
- あれ?接続速度が戻っている(T.T) (2013/02/17)
- BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB×2枚組 D3N1066-4GX2/E (2013/02/10)
- LinkStation LS-XHL1.0Tの大容量化 メモ (2013/02/08)
- LS-XHL1.0のHDD換装と復活(手順まとめ) (2013/02/07)
- LS-XHL1.0のHDD復活(成功編) (2013/02/06)
- 買い物メモ (2013/02/05)
- LS-XHL1.0のHDD換装(失敗) (2013/02/04)
- BUFFALO LS-XHL1.0 が死んだみたい。 (2013/02/03)
- バックアップ方法の変更 2日目 (2013/02/02)
- バックアップ方法の変更 (2013/02/01)
- 購入した3TB HDDをTime Machine設定にする (2013/02/01)

おかしいなぁ〜と思いつつ探すけどやっぱり無いのです。

ファイル検索してもやはり無いのです。

マジで調べて見ると、バックアップ用ファイル500GB程と、iTunesの音楽ファイルが10GB程が消滅したかなぁ

500GBになると間違って消したとしても時間が掛かるから解るものだけどなぁ

おかしいなぁ〜絶対に消した記憶はないんだけどな。
バックアップファイルは、あくまでもバックアップなので今から作れば問題ないんだけど、音楽ファイルがちょっと辛いですね

最近のはCDレンタル物が多いので手元に無いけど、カーステレオ用にほとんど移動しているので問題ないのかな?
あ〜もしかしたらiTunes上で追加した歌詞データは消えているかも

ダメ元で、以前使用したphotorecを使用して”mp3”ファイルを指定して復活掛けているけど、問題はファイル名。
フリーアプリで、自動で歌名に置換してくれるの探してみます

- 関連記事
-
- SyncTwoFolders の使い方 Replace more recent編 (2013/02/15)
- simple sync の使い方 (2013/02/15)
- 複数のタスクを設定できるSyncDifferent の使い方 (2013/02/14)
- NasNavigator2の表示がおかしい (2013/02/14)
- 重複ファイルを削除する (2013/02/14)
- お試し版データレスキュー3を使用してみた。 (2013/02/10)
- うずまき状態です (2013/02/08)
- Time Machine以外のバックアップファイルが全て消滅している! (2013/02/07)
- パソコン環境の見直し (2013/02/04)
- BUFFALO 外付けハードディスク PC/家電対応 (Regza[レグザ]) 3TB HD-LBV3.0TU2/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]注文 (2013/01/30)
- BUFFALO ノートPC用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 4GB D3N1066-4G/E (2013/01/29)
- Mac版 PhotoRec を使ってみた。 (2013/01/28)
- MacBookの蓋を開けた状態で内部モニターだけOFFにし外部モニターと本体キーボートを使用する (2012/12/28)
- Shupapanで文字変更ができなくなった (2012/12/27)
- 壊れた住所録データ (2012/12/24)
| ホーム |